また、私の話をしますね
私は中学1年生から高校3年生まで演劇部に所属してました。
演劇部を選んだ理由は2点ありまして、
①友達が「演劇部に興味がある」と言った
②「体育会系は土日も練習があり、家族旅行が出来ない」と両親から指摘を受けたからです。結局自分の意思じゃなく人に流されて決めてるあたり笑えないんですけど。
でも演劇部は楽しかったです。
演劇部生活を概要をざっくり説明すると
中学1年生。役を決めるオーディションの日程も知らず、部室に入ったらオーディションが始まってた。
中学2年生はとりあえず役もらえたらいいやと思い、誰も応募してない役を選べば、先生役(同級生)に「好きです」と告白する・お姫様抱っこされるの地獄祭り。思春期の私にとっては公演前に号泣するくらい嫌だった。(逆に迫真の演技になってたと褒められた)
中学3年生、とても楽しかった。本当に楽しかった、自分を忘れてたくらい楽しかった。初めてヤンキー役を演じた。声高すぎて雛ヤンキーだった。
高校1年生。自分の実力のなさから選ばれた余り役。稽古中に「タカビシャ」と使ったこともない用語をしつこく指摘してくる顧問に応えることが出来ずに、悔し泣きしてた。(調べなよ)
高校2年生はあまり覚えてない。ずっと緊張してた記憶があります。1年しか変わらないのに3年生の背中が凄く大きくみえてた。
高校3年生はまた別で。
振り返れば気づいたら終わってた部活動生活だったな。それでも汗水たらしながら練習したこと、悔しい想いをしたことも全部記憶の中に残っているのが凄い。
演劇部って自分が自分では無い人になるために、自分では無い人が何を考えているのかを考えることが活動であったので、ずっと頭がパンク状態でした。
自然と人間観察もするようになりました。深読みしすぎて空回ることも良くありましたが、部活動を通してなお、人の気持ちを考える力が身についたのではないかと思います。
THEスポーツの部活にも入ってみたかったな、人生3周出来るなら次は水泳部かバレー部が良いなと勝手に思っている中の人です。
タイトルの話をすると、演劇部の立ち位置って難しいと思うんです。作品を創るという面では文化系ではある。でも基礎練習は体幹・筋トレ・発声・外周 まるで運動部じゃねえかと当時の私は思ってました。
だから私の中で演劇部は健康系部活です。