サンセリテのいち社員

お初にお目にかかりました!!

「手伝いますか?」と「手伝います」

通勤時いつもの道を歩いていたら、車いすで移動されていた方が雪でできた段差を上れずにいた。みんな横目で見て通っていくんだ。忙しそうにしていたり、子どもと手をつないで歩いている方もいらっしゃったので、一概に「ひどい!!!最低!!」とかは思わないけど、私が車いすで移動されている方に遭遇する前の段階でお手伝いできる方1人くらいはいたべやとは思いました。しらんけど。

「お手伝いしますか?」と聞いた時には私と同タイミングでお声がけをしていたお姉様が背中を押して雪の上に持ち上げていて、私は立ち尽くしていただけになってしまったが、朝からなんだかとても「自分ってなにも考えていない人間ではないんだな」と感じた。

そんな気持ちで暫く歩いていたら、自分が先ほど口にした「手伝いますか?」という言葉にとても違和感を抱いた。手伝いますか?ってあまりにも上から目線すぎないか?自ら車いすを押し上げるお手伝いをさせていただきたいがために声をかけに行ったのに「手伝いますか?」って何様???????そこは『手伝います』って言うべきだったと今もかなり反省している。

たった一文字だけど、疑問形と断定では決定的な違いがある。改めて私は日本語を勉強する必要があるし、咄嗟に出る言葉って自分の普段が出ると思った。

そういえばこの前、「気が向いたら一緒にやろう」と言われた。気が向いたらってどういう意味でしょう。『機会があれば一緒にやろう』という意味を込めて発言したのだと思いたいけど、違うんだろうな。どちらの言葉にも一緒にやろうという前向きな気持ちが組み込まれているが、その前にある”気が向く”と”機会があれば”で、後の一緒にやろうという意味に大きな差がある。前者に関しては100%前向きな気持ちはないんだろうなとすら考えられる。言葉って難しい。だからは私は人と会話するのが苦手なのだ。文通とかやってみたい、考えて文字に書き起こすのにどれだけ時間と脳を使うのか。話し言葉より書き言葉の方が相手の丁寧さが分かる気がする。

あまり言葉に深い意味はないと言ってくる人は世にたんまりいるが、たった1文字違うだけで文の形が変わってくるんだから気にはしてはほしいよねってことです。

今日の私の反省でした。